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糸から染め上げた自分だけの着物を紹介!

糸から染め上げた自分だけの着物を
紹介しています。



私は大学の卒業制作として着物を作り上げました。



染料から自分の納得のいくまで配合と調整を重ね、そこから大釜で必要量絹糸をグツグツと煮染めていき、色が定着して準備が整えられてからようやく手動の機織りでガシャガシャと着物生地を織っていきました。



はじめは納得のいく色ができるまで、苦労の連続です。



絹糸は光沢がある為、染料だけを見れば理想の色合いなのに実際に糸を染めたら全く違う色になっていることがあり、何度も挫折しそうになりました。



けれども、思ったような糸がようやく出来た時の感動は言うまでもありません。



しかしまだ糸の染め上げ段階。ここから更に生地にしていかなけならないのでまだまだ時間がかかります。



デザイン画に起こした着物にするにはどう織っていけばいいのか、今度は機織り機との戦いでした。



私はデザイン自体は単純なグラデーションでしたが、そのグラデーションを袂や裾、襟に均等に施したかったのでこの色はここまで、次はこの色をこれだけ織ってと計算しながら進める必要がありました。



少し織っては糸を戻して修正を加えてまた織って、、、絹糸は繊細なので途中で切れて織り機から外れてしまうこともあり、それを直すのもまた一苦労。



ようやく生地が出来上がり、後は着物に仕立てていく。和裁は苦手な方でしたが、これまでのことからすれば全く苦になりませんでした。



仕立てた着物とは別に帯も刺繍で同時進行で作っていたので、他の子達の完成よりもかなりの時間がかかってしまいましたが、卒業式で一から自分で作った着物を着れたことは本当に良い経験になりました。



ただ、着なくなった着物を何とかしたいという方は
⇒コチラからご覧ください。






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涼しげな夏着物!私のおすすめ着物

暑さが体に堪える季節になってきましたね。こんなに暑くても和服のお洒落を楽しめる女子になりたいものです。



夏といえばやっぱり浴衣!と考える人も多いと思いますが、浴衣は元来お風呂上りに着るもの。お洒落着として和服を楽しみたいなら、夏着物はいかがでしょうか。



夏着物は薄物と呼ばれる、7・8月に着るものを指します。麻や綿など天然の素材ものが多いですが、今は簡単に洗えるものやより涼しく着こなせる素材も増え、カジュアルに楽しめるようになっています。



帯や小物も透け感のあるものを使うとより涼しげで統一感もアップ。



冬に着る着物と差をつけやすくなるのがお洒落の楽しいところですよね。



さらに夏着物は、冬物と比べて安価で、麻や綿などの素材は滑りにくいので着付けがしやすかったり、着崩れもしにくかったりという利点があります。



まず和服のとっかかりとして夏着物からお手にとってみるのもいいかもしれません。



暑い夏でも和服でお洒落を楽しみたい!というそこのあなた、
夏着物で周りと差をつけてみてはいかがでしょうか?



着物姿に似合うバッグを使わなくなった帯で作ること

ここ最近着物に興味を持ち、リサイクルショップやネット等を利用し気になる着物を集めて自分で着れる様になりました。



早速着物でお出かけを、と思ったのですがなかなか着物姿にしっくりくるバッグがありません。



いつもお世話になっているお店の店員さんに相談してみると、「使わなくなった帯からがま口バッグがつくれますよ」とのお言葉をいただき、作り方を調べ長さが短い袋帯を利用して早速1つ作ってみることにしました。



手芸店でがま口の金具等必要なものを揃えて、帯にはさみを入れます。



この瞬間はいつも緊張します。



表に出したい刺繍等の位置をみながら間違えないように裁断していきます。



切り出してしまえば」、後は縫い合わせるだけです。ちくちくちくちく、無心になって縫っていきます。ミシンを持っていないので手縫いです。



縫い合わせて金具を取り付けて、ようやく完成です。



出来あがったバッグは世界にひとつしかないバッグです。着物でお出かけする時に愛用しています。



古い帯はリサイクルショップで200円ぐらいから買えてしまうので、材料には困りません。材料探しもまた楽しみのひとつです。




昔のものは面白い柄が沢山あります。作る楽しみと、使う楽しみが味わえる良い趣味だと思っています。